駆け出しエンジニアが勉強すべきこと5選

こんにちは。たかです。

今までプログラマー向けの記事を書いてきましたが、今回はエンジニア向けの記事になります。

エンジニアとプログラマーって違うの?という疑問を持った方はまずはこちらの記事に目を通してから戻ってきてください。

プログラマーとエンジニアの違い

エンジニアにはプログラミングだけではなくシステム開発に関わる包括的な知識が必要となるため、最終的には『基本情報技術者試験』を突破することをお勧めします。

しかしながら最初からそれを目指すとなかなかゴールに辿り着かないため、ここでは現場で戦力になるために必要最小限なものに絞ってピックアップします。

1. 主要な開発モデルを理解する

エンジニアとしてプロジェクトに参画する際、自分の仕事の役割を判断する上で

・プロジェクトが開発工程のどのフェーズにいるか

・自分のポジションに求められる作業は何か

ということを意識して仕事に取り組むことになります。これらを前提に仕事をするためには主要な開発モデルを理解する必要があります。

自分が今携わっているプロジェクトがあればまずその開発モデルを理解するところから始めてください。

もうすでに自分の携わっているプロジェクトの開発モデルを理解した方や、それ以外の方については主要な開発モデルとして、

・ウォーターフォールモデル

・アジャイルモデル

の2つを理解しておくことをお勧めします。

モデルの詳細については以下の記事を参考にしてください。

※記事は現在執筆中

2. ロジカルシンキングを意識する

様々なビジネスシーンで耳にするロジカルシンキングですが、システム開発の現場においても提案時や開発時などで必要になってきます。

例えば、業務効率化のためのシステム開発が必要だとクライアントを説得するケースを考えてみます。

システムを導入する費用に対し、人件費などの削減コストが導入費用を上回っていれば説得ができるでしょう。

もちろんその他にも様々な要素から導入をした方が良い、と説得することになると思います。

要素や中身が複雑化すればするほどロジカルシンキングが活きてくること間違いなしです。

また、システムの設計をしたりプログラムを書く際に思いついたままにロジックを組んでしまっては、他の人にとって理解のできないソースコードとなってしまうでしょう。

ロジカルシンキングは一朝一夕で身につくものではないので、まずは意識してみることが大切です。

「今論理的ではない思考をしてないか?」「改めて論理的にこれ考えてみたらどうか?」と立ち止まってみることから始めてみてください。

論理的思考を身につけるのにおすすめの書籍はこちらになります。

3. プログラムの基礎を学ぶ

プログラマーとエンジニアの違いという別の記事にて「エンジニアでもプログラムが書けない人もいる」と述べましたがプログラムの基礎までわからないというエンジニアはほとんどいません。

エンジニアとなるには自力でプログラミングができないとしても、最低限のプログラムの知識を身につけておく必要があります。

ここで定義している基礎とは以下の事項になります。

・基本文法(変数定数・演算子・データ型・if文やfor文などの制御構文)

・関数や参照範囲

・オブジェクト指向やプロトコル指向

・どこかに必ず書いてあるということ(定義や設定、ロジックは存在している) ※他の項目と粒度が異なりますが、個人的にはかなり大切な基礎概念です

上記の事項について不明瞭なところがある方は是非とも調べて確認してください。

本格的にプログラミングの基礎を学びたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

https://tk-techhub.com/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e5%88%9d%e5%bf%83%e8%80%85%e3%81%8c%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%8d%e3%81%93%e3%81%a83%e9%81%b8/

4. SQLをマスターする

SQLとはデータベースを操作するために使用する言語になります。

SQLはプログラミングの言語の一部ではあるものの、「データを制するものはシステム(ビジネス)を制する」と言われるほど大事なので別枠で定義しました。

筆者は新卒の頃、会社の先輩に「息を吐くようにSQLを書けるようになれ」と言われました。

通常のプログラムが書けなくてもSQLなら書ける、というエンジニアも多いです。

SQLで必修と言える事項については以下の記事から確認してみてください。

※記事は現在執筆中

5. ツールの使い方をマスターする

自分が仕事で使用するものをどれだけ早く正確に使いこなせるか、ということは生産性に直結することであり、エンジニアだけでなくどの仕事にも共通して言えることです。

WindowsやMacなどのPCの使い方、インストールしているツールの使い方、各種ショートカットをどれだけ使いこなせているかということはとても大切な要素です。

1日1つでもいいので便利なショートカットを覚えたり、新しい機能を使っていくようにしてみてください。

最終的には誰よりも早くPCやツールを使いこなすことができるようになることで自然に仕事も早くこなせるようになるはずです。

参考までに、このブログ内でもエンジニアに役立つTips集を載せているので目を通してみていただければと思います。

https://tk-techhub.com/category/technology/tips/

まとめ

今回はエンジニアがまず最初にやるべきことについてまとめました。

筆者もこの記事を書く中で改めてエンジニアとして大切なことを再認識することができました。

エンジニアのみなさまの一助となれば嬉しいです。